知っておくと「印刷費用軽減」
「トラブル軽減」になりますよ!
印刷会社では、印刷後周囲を綺麗に仕上げ(化粧断裁)をします。仕上げをするには通常周囲各3mm必要となります。
現状お客様よりいただくデータでは殆どが規格サイズで作られており、仕上げする部分がありません。紙端まで写真・模様等ない場合は良いのですが、紙端まで配置している場合は印刷会社では全体を少し拡大するか、加工可能なデータでは下地だけを拡大して仕上げスペースを確保します。加工することによりお客様のイメージと多少異なったりもします。
そこで、お客様のイメージが損なわないためにも、また、印刷費用を軽減させるためにも、下記を参照いただき、制作時に仕上げスペースの確保をお願いいたします。
仕上がり データ
A5=210×148 → 216×154
A4=297×210 → 303×216
A3=420×297 → 426×303
A2=594×420 → 600×426
(単位/mm)
仕上がり データ
B5=257×182 → 263×188
B4=364×257 → 370×263
B3=515×364 → 521×370
B2=728×515 → 734×521
(単位/mm)
印刷会社で使用するカラー写真は、貼り込みサイズで350dpi以上の解像度、カラーモードは「C・M・Y・K」、保存ファイル形式が「EPS」または「PSD」、プレビュー「TIFF(8bit/pixel)」、エンコーディングが「バイナリ」または「JPEG-高画質」。と言っても何のことかお解かりじゃ無い方が多いかと思います。
カラーモードや保存形式は印刷会社の変換技術でカバーできますが、ホームページで使用している画像や元が小さな画像を使用しますと、殆どがシャープで綺麗な印刷はできませんのでご注意下さいませ。
必ず事前打合せの上、
OSやバージョンの確認をしましょう!
●PDFの場合
①PDF/X-4:2008(日本)
②PDF/X-1a:2001(日本)
③高品質印刷
④プレス品質
などが良いでしょう。
●Word・Excelなどオフィスデータの場合
お客様と印刷会社とのOS環境やバージョンの違い、使用フォントの有無により、レイアウトが変わってしまいます
ので 事前打合せをしましょう。
●Illustratorの場合
①フォントは完全アウトライン化してください。(必ずチェックしましょう)
②画像埋め込み(RGB、jpg 画像は綺麗な発色をしない場合があります)リンクの場合は必ず画像も提出してください。埋め込みの場合でも念のため 画像を送るのも良いでしょう
③「オブジェクト~アピアランス の分割(350dpi以上)」を行ってください。(分からない場合はお問い合せください)
④アウトライン後は必ず名前を変えて保存してください。(同じ名前で保存しますと元の文字情報が無くなってしまいますのでご注意ください)
●InDesign
OSやフォントの問題が生じますので事前打合せをしましょう。可能であれば①PDF/X-4:2008(日本)、②PDF/X-1a:2001(日本)提出が良いでしょう。
※その他のソフトについては必ず事前打合せをしましょう!